風と共に去っっちゃうとさ〜レジェンズ最終回〜




始まった当初は、なんだこの教育*1で夕方からやってそうな絵の質は!と前番組がアトムだっただけに、一層その落差に呆然とし、1話は開始3分で軽くスルーしてしまったのですが、今思えば第1話を見逃してしまったことがレジェンズ視聴者として最大の落ち度でありました…。2話も実はちら見してみたのですが、OPから繰り広げられるハイテンションなギャグと、すがすがしいOPテーマ、風のレジェンズを聞いた時にはころっと、もうね、メロメロドッキューンですよ。

週を重ねるごとに次第にシリアス味を帯びてきて、何だか重い展開に変わっていってしまいますが、挿入歌「空色の指先」をバックに、いつもの風が吹き抜ける。そしてムードメーカー、シュウの一言で少年少女は自分達らしさを取り戻す。ここは個人的に、レジェンズの中で一つの山場でした。一見ベタなのかもしれないけれど、こういったものを久しく見ていなかった僕としては涙腺が緩んでしまいまして、特にこの挿入歌が最高によくて、ついついCDまで買ってしまうほど。スポンサーがバンダイな玩具アニメであるにもかかわらず、ストーリー背景には人間による自然破壊が話の展開上織り交ぜられていて、なかなか芯のある内容に感じました。笑いあり涙あり、最近ほとんど見ないけど、唯一見続けているアニメ、レジェンズもいよいよ最終回。はたしてシロンは、風のサーガをシュウと呼んでくれるのか。そしてもう一度、空色の指先を流してくれるのか。ラストへの期待は、MOU DOUNIMO TOMARANAI!

*1:実はNHK教育でやっているおじゃる丸レジェンズの監督さんは大地丙太郎と同じ人で、テイストが似てるのはこのせいか!と分かったのは後の話