劇場版Zガンダム鑑賞II




ZガンダムIIwebでの監督インタビューから、恋人たちの物語ではなくて、恋人たちが生かされている、宇宙世紀0087という世界を観る物語だそうです。
なるほど戦渦の中で咲いては散り行く恋、作品自体そういったキャラ達が多かったから、編集した結果的にも、ファーストのアムロやカイなどの心情の変化とは別な人間ドラマを見せようとした形になったということですか。そこから自然と湧いたサブタイトル、機動戦士ZガンダムII-恋人たち-、ちょと納得です。カミーユはいい子すぎますもんね。

客層は、やっぱり当時夢中になっていたであろう、おっちゃんやそのご夫婦、親子連れ、若い兄ちゃんやアベッ(ryとか様々でしたよ。実に多くの層から愛されているようです(`・ω・´)集客率3割くらいだったけど。ZII、声や新旧画、編集とか色々気になるところはあったんですが、僕が一番気になったのは、音でした。

ファーストガンダム映画3部作で今回のZIIに当たるもの、哀戦士編と比べてなかった「哀戦士」や「風にひとりで」といった魅力的な挿入歌。けど逆にZ以降のガンダムシリーズから聞こえてくるもので、明らかにファーストガンダムになかった心地よさを、そのバックミュージックから感じるのです。いやはや三枝成彰さんが手掛けるゼータのBGMは実に(・∀・)イイ!大迫力のスクリーンを見ながらサラウンド環境で聞くZガンダムTVシリーズにはなかった新曲をも織り交ぜて繰り広げられる新画戦闘シーン、震えました!逆シャアはもちろんのこと、作者は違うけどF91なんかも、新世紀ってな感じがひしひしと伝わってきて好きなんすよ。

そんな僕が数あるZサントラCDでもオススメなのがこれ

交響組曲 Zガンダム

もうね、ジャケットからして衝撃的。カミーユ、クワトロ、ファ、シロッコ、ジェリドが実写テイストで描かれてます。中でもあご割れカミーユ(偽ルーク・スカイウォーカー)は必見。

そしていよいよ完結編ZガンダムIIIが来年3月に公開と。ラストはTVとは違うそうですからね。こりゃ楽しみ。確か20年前では、ファンに対する―こんな風になっちゃうぜ?みたいな皮肉があったというテキストをどこかで読んだ記憶があります。20年前の作品を掘り起こして、当時の世代と若い世代向けに娯楽作として作った劇場版ではやはり明るい未来を示してくれるんじゃないかなと期待してます。メッセージ映画にするつもりはないそうですが。ただカミーユ健在となると、ZZをなきものにされそうな気は、僕もしてます(´・ω・`)

ということでドットなゼータを一枚。。ゼータプラスアムロ専用プラスも作ったけどなんか微妙になっちゃったのでやめときます(´Д`;)ヾコレピクでは出すかもしんない。やはりトリコロールカラーってこのサイズでも素敵すぎるっ。